赤松材で作る家具

先日乾燥の終わった松くい虫被害材の赤松で、家具を作る依頼が行政からありました。
数多の難関?!を乗り越え、まずは出来上ったのがこのコたち。
直径90㎝の丸テーブルと、椅子4脚。
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公の場に置かれることを想定して、安定感と丈夫さを考慮して、この形に行き付きました。
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椅子は昔、C.Wニコルさんにお作りした「ニコルチェア」を元にして、背板には常念岳を、座面にはリンゴを模り(かたどり)ました。リンゴではなく、お尻?と云うご意見もありますが・・。
あくまで、「安曇野」を意識して。。。
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丸テーブルの脚は六寸(18㎝)の角材を手鉋で丸く削り出し、
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脚を支える円盤も鉋で削り出して仕上げました。
青い筋は、松枯れによる変色です。今回、被害材での製作、と云う事で変色や虫食い穴、節などはあえて表に出しました。
これがまたアタマの痛いところで、木工屋の性(さが)でついついイイところを表に使ってしまうのを抑えるのが大変でした。。。。。

ヤニが多いので、刃物がすぐに切れなくなるのも難儀でした。
松類特有のねじれにも閉口しましたね~・・。
普段使う広葉樹とは強度も違うので(強度がない!)、部材の太さを替えたり、それに伴ってデザインも制約が出たり、と他にも問題はまだまだ山積みですが、ひとまず「赤松で作る家具」、カタチになりました。

まだまだ続きます。
乞う、ご期待ー!

※お休みのお知らせ
3月7日(月)~3月12日(土)まで、メンテナンス休暇とさせていただきます。
3月13日(日)は通常営業
3月14日(月)・15日(火)は定休日です。
ご迷惑お掛けいたします。
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by atelier-sora | 2016-03-05 15:09 | 家具 | Comments(0)