カテゴリ:アート( 2 )

安曇野ちひろ美術館で開催されている企画展、
茂田井武の世界旅行」。

茂田井さんの企画展は、ちひろ美術館で何度か開催されていますが、
ちょっととぼけたような味のある線や、独特であたたかな色彩が
大好きです。

今回の展示は、彼の人生における「旅」をテーマにした企画展でした。
旅好きな私の心にぐっとくる内容。

画家の旅先のスケッチも大好きですが、
茂田井さんの旅の画帳に描かれているのは、いわゆるスケッチではなく、
夜、ひとりになったときに描く「印象の絵」。
心に残った光景を、記憶とイメージを増幅させて、自由に描いています。

見ていると、ひゅーっと、物語に引き込まれていくようなかんじ。
それが、気持ちいい。
もっともっと、たくさんのひとに見てもらいたい、知ってもらいたい画家です。


6月4日(土)には、イベント「茂田井武の幻灯会とミニトーク」があります。
「幻灯会」は、茂田井さんが家族のために描いて、暗い部屋で子どもたちを
楽しませた『ドリトル先生アフリカへ行く』のスライドを上映。
茂田井さんの娘さんのトークもあります!

まだ参加者募集中だそうです。
この機会にぜひどうぞ!

(R)
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世田谷への納品の帰り、佐藤忠良展を行っていた
世田谷美術館に、足を運ぶ。

外の公園をのぞむ大きな窓がある、
最初の展示室。

その真ん中に、勢いよく前足を上げる大きな蝦夷鹿が。

決して広くない展示室だけど、
窓と、窓の向こうの風景が、彫刻のある空間を気持ちよく
してくれていました。

代表作の「帽子・夏」。
宮城県美術館でも見たことがありましたが、
あの品のある雰囲気が、とても好きです。



ブロンズの彫刻作品は、世の中にたくさんあって、
意外と日常のそこここに見えるのです。
学校とか、役場とか、街中とか。

でも、「見える」ことと「見る」ことは違って、
やっぱり「見る」ことをしないと、作品と自分の関係が
深まっていかない。

街中の彫刻は、だから、哀れなかんじなのよね。
「見えて」いるだけだから。



この展示では、彫刻作品だけでなくて
デッサンや油彩、絵本原画も展示されていて、
デッサン好きな私はじっくり堪能。
教科書に掲載されていて、
「うんとこしょ、どっこいしょ」でおなじみの
『おおきなかぶ』の原画も見る事が出来ました。

今年の見納め展覧会でした。
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